「明日の朝7時までに何とかならないか!」
悲鳴ともつかないお客様の声が、この僅か1ケースの荷物の重要さを物語っていました。
そしてそれからわずか15分後、夜20時。
たった1ケースの荷物を載せた小さなトラックが、横浜から青森に向けて出発します。
バトンは託され、小さなトラックは最後の砦となったのです。
「昨日は気が気じゃなかったよ。本当に助かったよ。どうも有難う!」
仕事を終えた時、お客様から心からの感謝の言葉がありました。
それは、大変だったそれまでの全てが吹き飛んで喜びに変わった瞬間でもありました。
同時に運送業とは、時にお客様の代理人となって荷物をお届けするという、とても大切な使命を持つ仕事だという事に気づいた瞬間でもありました。
創業当時のこのエピソードは株式会社フォーユーの精神の原点となりました。
どんなに時が流れても、私たちはその精神を大切にして仕事に取り組んで参ります。